事前調査について
調査・施工までの流れ
書類調査
竣工図書・設計図書等で石綿の使用が疑われる箇所のピックアップ。
現地調査
現地にて全ての建材を目視にて調査。
1次判定
目視調査結果の判定 判断がつかない建材は試料採取を行い、『分析』を行うか『みなし含有』により石綿含有建材として処理をする。
建材分析
目視調査では判断がつかない建材の分析調査。
報告書作成
全ての建材の石綿含有の有無、またその判断根拠の記載。
※分析調査のみの依頼を承っています。

分析方法
【定性分析】
アスベスト含有の有無を確認するための分析方法になります。
【定性・定量分析】
アスベスト含有の有無を確認、含有していた場合、含有率を確認する分析方法です。
【アスベストを分析する者の資格について】
- 日本作業環境測定協会 合格認定分析技術者
- 日環協アスベスト偏光顕微鏡実技研修修了者
弊社では、有資格者が分析を行っています。

分析に必要な採取量
外壁・仕上塗材等
(10㎝×10㎝程度)
(10㎝×10㎝程度)

層で分析をするため、粉状ではなく、かたまりで基材の所まで採取をお願いします。
吹付材・保温材等
(ゴルフボール2個分)
(ゴルフボール2個分)

複数(3か所)からの採取が好ましいです。(1検体として分析します)
成形版等(レベル3)
(10㎝×10㎝程度)
(10㎝×10㎝程度)

石膏ボード

床タイル

屋根材
試料採取の最中に石綿繊維が飛散しないように濡らしたペーパータオルなどで採取箇所を事前に湿らせることが大事です。
採取の際の注意点
【外壁等の場合】
塗材の場合、下地調整材の中にアスベストが含まれている場合があるので、接着剤まで含めて採取してください。
成形版等(レベル3)の場合
成形版やPタイル、長尺シートなども接着剤の中にアスベストが含まれている場合があるため、基材のところまで採取してください。
