自動BOD測定装置 BOD-990シリーズについて

本装置は多検体のBOD測定を迅速かつ効率的に測定する装置です。
JIS K 0102.32.3(隔膜電極法)の測定原理を自動化、データ処理まで行え、作業の省力化を実現しております。
BOD-990シリーズは、DO電極で直接測定を行うことにより、BOD-700-C42NB型のフローセルタイプと比較し、本体価格、ランニングコスト、メンテナンス性等で費用対効果の高い測定が可能です。
お客様の検体数に応じて2ch、4chタイプの2機種をラインナップしております。

主な特長

ランニングコストを大幅に削減
  1. サンプル量・希釈水量が50%削減

    電極をフランビンに直接浸すダイレクト方式を採用。
    これによりBOD測定を同一フランビンで行う事ができます。
    2本要していたC42NB型と比較し、サンプル量・希釈水量を50%削減しております。
    又、フランンビン洗浄も半分の手間にする事ができます。

  2. 部品点数の減少

    直接電極をフランビンに投入する事により、セルやチューブ、電磁弁などの部品が不要となります。
    年間の消耗品はほぼ電極のみとなります。

高速・多検体測定を実現
  1. 8検体3段階測定が約10分で行えます。

    (全4チャンネルを同時測定し、電極洗浄なしの場合)

  2. フランビンカセットを2個セットでき、カセットの順次交換する事により最大328検体まで連続運転が可能です。
BOD-700-C42NBのノウハウも引き続き採用
  1. ご好評頂きました自動校正機能、電極検査機能を引続き採用。
  2. 制御部とデータ処理部の独立により、不意のトラブルにも影響なく測定を行う事ができます。
  3. 過去のノウハウを蓄積した専用帳票で簡単にデータ処理が可能です。
  4. タッチパネル操作によりどなたでも簡単にお使い頂けます。
エクセルファイル画面

製品パネル

自動運転画面
校正画面

主な仕様

名称 自動BOD測定装置
型式
BOD-990-D40 チャンネル数 4チャンネル仕様
外形寸法  W750×D690×H700
重量    70㎏
型式共通仕様
測定方法 隔膜電極法(隔膜式ガルバニ電池法)
分解能 0.01mg/L
再現性 0.1mg/L(1カセット)
測定検体数 3段希釈16検体(カセット交換により最大328検体)
サンプル容器 弊社指定フラン瓶
撹拌 マグネチックスターラ
測定部 前後上下左右 3軸制御
電極洗浄機能付
カセット(フランビン3×8=24本)を2個
校正 20℃飽和水による自動校正
制御 シーケンサ
操作 タッチパネル
データ処理 パソコン
モニター
マイクロソフト社製Excel
ユーテリティー 電源:AC100V 50/60Hz 5A
供給水:0.1MPa以上(水道水)
排水口:自然排水が可能な事
設置条件 周囲温度5~45℃
腐食性ガス発生のない室内(20℃恒温室が望ましい)

備考

フランビン販売

弊社では低価格でフランビンを販売しております。
またフランビンのビンのみでの販売も致しておりますので是非、ご活用ください。

お問い合わせ

フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。

恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。

Contactお問い合わせ

自動分析装置や環境分析、その他の内容についても
お気軽にお問い合わせください。