土日対応自動BOD測定装置 BOD-STシリーズ

本装置は無人で多検体のBOD測定を行う装置です。測定フローは、
測定条件設定 → 自動校正 → サンプルカセット取出し → DO測定 → サンプルカセット戻し
の順で測定します。
スケジュール設定により、校正からデータメモリーまでを無人で行い、就業時間内はもちろん平日の夜間、休日などを活用し、多検体測定を行う事ができます。
測定結果は装置本体内にメモリーし、いつでもパソコンに取り込むことができます。
本装置はチューブレスを実現し、ランニングコストを最小限に抑えた設計が特長です。

主な特長

スケジュール設定
カセットラックが6台装着でき、最大672検体(3段希釈)を測定スケジュールに合わせて稼働することができます。
長期休暇時でもスケジュールに合わせて稼働させることができます。
さらに稼働状況は、エラー送信ユニットによりご担当者の携帯電話へメールを発信し確認する事でできます。
ランニングコストを抑えた設計
本装置は、前モデル(BOD-ST-03C)のフローセル方式に対して、電極をフランビンに直接浸すダイレクト方式を採用。
チューブ、ポンプ、電磁弁等の消耗品を使用せず、ランニングコストを大幅に削減しております。さらにサンプル・希釈水の使用量、フランビン洗浄時間も50%削減しております。
データ処理システム
装置本体に10ファイル分の格納領域があり、装置自体にバックアップを取ることができます。万が一パソコンが故障した場合でも本体からデータの復旧が可能です。
様々なオプション機器
本装置には便利なオプションをご用意しております。
・希釈水を無人で調整する希釈水製造装置
・サンプルを希釈する自動希釈装置、DO測定機能付き全自動希釈装置
・装置の稼働状況を通報するエラー送信ユニット
その他、付帯備品としてカセットラック、カセット、フランビン、ポリエチレン栓などが検体数に応じて必要になります。

製品パネル

自動運転画面
スケジュール運転設定画面
校正画面

主な仕様

装置名称土日対応自動BOD測定装置
型式BOD-STシリーズ
測定方法隔膜式ガルバニ電池法(フランビンに電極を投入するダイレクト方式)
初日と5日目、同一フランビン使用
分解能0.01mg/L
再現性0.1mg/L(1カセット)
測定時間1ラック 112検体/2.5~3時間
測定検体数3段希釈112検体(336本)/1ラックを最大6台
(672検体2016本)の連続測定が可能
DO電極本数4本(4検体1段希釈同時測定)
測定時間3段希釈112検体/約3HM
※電極の応答性により異なります
サンプル容器フランビン(100ml) ※弊社指定フランビン
サンプル採取電極をフランビンに浸すため、採取工程なし
サンプル注入電極をフランビンに浸すため、注入工程なし
撹拌電極付属の撹拌プロペラ
校正20℃飽和水による自動校正
制御方法シーケンサ
操作タッチパネル
データ処理パソコン、マイクロソフト製エクセル
ユーティリティー電源:AC100V 50/60Hz 15A
供給水:0.1MPa以上(水道水)
排水口:自然排水が可能な事
外形寸法土日対応自動BOD測定装置:W1800×D2920×H2160
カセットラック:W390×D630×H1530
重量 土日対応自動BOD測定装置:約500kg
カセットラック:約50kg
※概算重量となります
設置条件20±1℃、有機物の影響がないバリアフリー恒温室、排水口3m以内、本体背後に約1mのスペースが必要

備考

フランビン販売

弊社では低価格でフランビンを販売しております。
またフランビンのビンのみでの販売も致しておりますので是非、ご活用ください。

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