全自動BOD測定装置 KBSTシリーズについて

本装置は無人で多検体のBOD測定を行う装置です。
測定フローは
試料希釈 ⇒ DO1測定 ⇒ フラン瓶閉栓 ⇒
恒温室収納⇒5日間培養⇒カセット測定部移動⇒フラン瓶開栓⇒
DO5測定の順で測定します。
試料希釈からDO5測定までを完全自動化することで
BOD分析の作業効率化を実現しております。

主な特長

BOD分析完全自動化
従来のBOD装置では、DO1測定を月曜日・火曜日で分析した場合DO5測定を土曜日・日曜日で分析をしなければならない、休日稼働が余儀なくされていました。本装置は 、試料希釈からDO5測定までを完全自動化している為、休日を利用したスケジュール分析が可能となります。
最大48検体のサンプルが一連分析可能
試料希釈からDO1測定までの分析所要時間 約3.5時間 (48検体/3段希釈)
大型恒温室を搭載
フラン瓶720本 (240検体/3段希釈)を収納できる大型恒温室を搭載し、多検体のサンプルに対応しております。
簡単3ステップ操作
ステップ① 弊社指定のポリエチレン栓・フラン瓶カセットを装置へセット
ステップ② オートサンプラー部へサンプルをセットし 、PCへ希釈倍率を入力
ステップ③ 装置スタート
希釈作業からDO5測定までを完全自動化する事で、他業務を集中して行うことが可能です。
データ処理部
弊社専用のエクセル帳票を採用し、 BOD分析における測定結果のデータ処理が容易に行えます 。
希釈部・電極部
ポリエチレン栓セット部

主な仕様

サンプラー部
攪拌方法 エアレーションによる攪拌
容器セット数 250mlサンプル容器
48本(6×8列=48本)
希釈部
計量槽容量 200ml
液面検出方法 電気伝導率
希釈範囲 1.00~40倍
希釈精度 設定倍率に対し±5%
恒温室
保管棚 60カセット収納 10列×6段
恒温機能 温度20±1度(非稼働時)
測定部
電極 隔膜電極法
校正槽 自動給排水機能
バブリング機能付き
制御及びその他
設置条件 周囲温度20度が望ましい
有機物の影響がない
制御 PLC
情報入力 PC
データ処理 データ処理専用ソフトによるPC制御
ユーティリティ 装置電源:AC100V 20A
空調機電源:AC100V 15A
供給水:0.1~0.3MPa(水道水)
排水口:自然排水可能なこと
ダクト排気口
外形寸法 W2650×D1120×H2000
重量 約500㎏(本体のみ)
フラン瓶 54C(LT社製)
ポリエチレン栓 PE-19(LT社製)
サンプル容器 丸広ロアイボーイ250ml(アズワン製)
カセット 12本×1カセット(LT社製)

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