塩水中残留塩素分析計 LZC-100

塩水中の残留塩素を電量滴定法により分析し、その分析結果を外部にアナログ信号で出力します。
分析方法は塩水の一定量を採取し、酢酸により弱酸性として、ヨウ化カリウムを添加してヨウ素を発生させます。これに既知過剰量のチオ硫酸ナトリウムを加えて発生したヨウ素を中和します。
次いで、残量のチオ硫酸ナトリウムを電量滴定法により分析し、その分析結果より残留塩素を求めます。

主な特長

試料採取方法は、液面計方式
試料採取は液面計方式の為、機構がシンプルとなり故障や不具合によるリスクを軽減しております。
可動部の少ない分析計
残留塩素の滴定は電量滴定で行うため、シリンジ、切替バルブが必要なくランニングコストを抑制しております。
試料液により自動校正
既知濃度の試料を吸引/分析し、自動校正を行います。
装置の操作はタッチパネルで簡単
自動運転、手動操作、動作状態の表示、異常状態の内容表示、分析条件の設定はタッチパネルで行っており、操作が簡単です。

製品パネル

自動運転画面
分析履歴画面
手動運転画面

主な仕様

型式 LZC-100
レンジ(標準) -10~10ppm
分析方法 電量逆滴定法
分析時間 約5分
再現性 フルスケールにおいて±5%
サンプル量・採取方法 50ml 液面計
電解液採取量・採取方式 1.5ml 六方バルブ計量管
自動校正
外部出力
  • 濃度信号:DC4~20mA
  • 分析計異常信号:無電圧接点
制御方法 シーケンサ
操作 タッチパネル
電源 AC100V
ユーティリティー 純水 0.2MPa以上
外形 W600×D600×H1800
重量 約200kg

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