過マンガン酸カリウム消費量自動測定システム KM-2000シリーズ>
過マンガン酸カリウム消費量自動測定装置 KM-2000について
本装置は、プール水や浴槽水の有機物量を電位差滴定法により測定する装置です。
本装置では3か所で加熱を行い、測定時間を大幅に短縮します。
また、オートサンプラ部と測定部を分離し、分析室の空間を有効活用できる設計です。
その他、オプションにより色度・濁度、pHなどを同時に測定でき、更なる業務効率が図れます。
主な特長
本装置は、サンプルの採取から試薬注入、煮沸、滴定、洗浄までを全自動でおこない、1検体あたり約7分と短時間の測定を実現しております。
最大200検体の測定が可能な為、繁忙期に集中するサンプル、多数の顧客サンプルの測定など、多くの検体の測定が可能です。
勤務終了後や夜間の時間も自動運転させる事により、人手をかけず、顧客サービス強化、他社との差別化が図れます。
当社装置は、W950×D650×H685と他メーカーと比較してもコンパクトな設計を実現しております。狭くなりがちな分析室を有効に活用することができます。
5分間沸騰の正確さは本分析精度の基本的事項です。
本装置は沸騰開始の検出を高い精度で行っており、高精度の分析値を得ることができます。
沸騰時の突沸対策として、フラスコ加熱面をヒータから僅か離すことにより、突沸のない加熱方法を採用しております。
地震検知機能、過熱検知機能による空焚き防止機能を備えておりますので、安全にご使用いただけます。
設定変更、測定のスタート・ストップ等はタッチパネルで行います。
パネルの指示に従って操作をするだけでどなたでもすぐにご使用ができます。
製品パネル
主な仕様
装置名称過マンガン酸カリウム消費量自動測定システム
装置型式 | KM-2000 |
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測定方法 | 電位差滴定法 |
測定検体数 | 40~100検体 ループ測定時:最大200検体 |
オートサンプラ部 | XYZ方向の3軸制御 |
試料吸引部 | チュービングポンプによる試料吸引 (撹拌ペラによる撹拌機能付き) |
洗浄部 | 純水によるオーバーフロー洗浄 |
校正 | 自動ファクター測定 |
制御方法 | シーケンサ |
操作方法 | タッチパネル |
データ処理 | ・パソコン ・モニター ・マイクロソフト社製Excel |
外形寸法 | W950×D650×H685(オートサンプラー別) |
電源 | AC100V 50/60Hz 15A |
設置条件 | 腐食性ガス発生のない室内 |
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