次亜塩素酸ソーダ分析計 LCL-100

本装置は次亜塩素酸ナトリウム中の有効塩素濃度を測定するプロセス分析計です。
サンプルによう化カリウムを加え遊離したよう素を既知過剰量のチオ硫酸ナトリウムで還元し、残量のチオ硫酸ナトリウムを電解し発生したよう素で電量滴定を行います。また精度向上の為、滴定曲線の変曲点を微分方式で検出し、測定の終点とします。

主な特長

シンプルな機構とアラームで保守を軽減します。
弊社のプロセス分析計は保守を軽減する為、シンプルな測定方法で尚且つ故障の少ない部品を選定し設計されています。またサンプルがこない場合や異常値が出た時はもちろん校正液や各種試薬の残量が少なくなった場合にもアラーム信号でお知らせしています。
サンプルループによるサンプル採取
本装置は計量管を用いてサンプルを採取しますので精度良くサンプリングが可能です。
設定周期毎に自動校正を行います。
本装置は設定周期毎に自動校正を行いますので長期間安定した測定が可能となっています。

製品パネル

タッチパネル画面
次亜有効塩素滴定曲線

主な仕様

装置名称次亜塩素酸ソーダ分析計
装置形式LCL-100
測定方法電量滴定法
分解能0.1g/L
再現性フルスケールにおいて±3%
分析濃度範囲100.0~200.0g/L
サンプル採取量分析使用量 0.25ml
分析時間約10分
サンプル採取チュービングポンプ及び六方バルブ
分析値出力4~20mA
サーマルプリンター使用/不使用選択可
分析モード自動運転・手動運転
入力接点一般・低食分析信号
出力接点分析計異常信号(装置稼動継続)
分析計異常信号(装置停止)
撹拌定速マグネチックスターラー
校正手分析値による手動校正
制御方法シーケンサー
操作タッチパネル(表示320×240)
ユーティリティー純水0.3MPa
外形寸法本体 :W600×D600×H1820
滴定部:W300×D400×H1200
電源AC100V 500VA 50/60Hz
設置条件室内または屋外計測器室内設置
周囲温度範囲5~35℃
重量本体:約160kg
滴定部:約40kg

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